泰国输日圣罗勒检测出EPN超标
厚生労働省は、検疫所でのモニタリング検査の結果、タイ産カミメボウキ※から基準値を超えるEPNが検出されたと発表した。
この結果を受け、タイ産カミメボウキ及びその加工品(簡易な加工のもの)の検査命令を実施すると通知した。(平成24年6月19日)
※生鮮カミメボウキ及び加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱)カミメボウキ
◆EPN
・用途:殺虫剤
・基準値:0.01ppm(一律基準)
◆カミメボウキとは
インドや東南アジアで栽培され、料理の香り付けに使われるハーブ
本日、以下のとおり輸入者に対して、食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令(輸入届出ごとの全ロットについての検査の義務づけ)を実施することとしたので、お知らせします。
対象食品等 | 検査の項目 | 経 緯 |
タイ産カミメボウキ*、その加工品(簡易な加工のもの。) | EPN** | 検疫所におけるモニタリング検査の結果、タイ産カミメボウキから基準値を超えるEPNを検出したことから、検査命令を実施するもの。 |
* 英名:Holy Basil
インドや東南アジアで栽培され、料理の香り付けに使われるハーブ
(出典:株式会社 平凡社「世界有用植物事典」)
**殺虫剤
<参考1>タイ産カミメボウキに係る違反事例
1.品名:生鮮カミメボウキ
輸入者:有限会社 大泰
輸出者:SIAM O THAI CO., LTD.
届出数量及び重量:3 カートン、0.02 トン
検査結果:EPN 0.02ppm 検出注1 (基準値:0.01ppm注2)
届出先:成田空港検疫所
到着年月日:平成24年4月13日
違反確定日:平成24年4月25日
措置状況:全量販売済み
2.品名:加熱後摂取冷凍食品(凍結直前未加熱)カミメボウキ
輸入者:有限会社 QWACCHI
輸出者:EXCELLENCE ABILITY CO., LTD.
届出数量及び重量:9 カートン、0.11 トン
検査結果:EPN 0.14ppm 検出注1 (基準値:0.01ppm注2)
届出先:成田空港検疫所
到着年月日:平成24年6月3日
違反確定日:平成24年6月18日
措置状況:全量保管中
注1:EPNの許容一日摂取量(人が一生涯毎日摂取し続けても、健康への影響がないとされる一日当たりの摂取量)は、体重1kg当たり0.0014mg/日であることから、体重60kgの人がEPNが0.14ppm残留したカミメボウキを毎日0.6kg摂取し続けたとしても、許容一日摂取量を超えることはなく、健康に及ぼす影響はありません。
注2:EPNはカミメボウキには0.01ppmの基準値が設定されていますが、例えば、小麦には0.2ppm、キャベツには0.1ppmの基準値が設定されています。
<参考2>タイ産カミメボウキの輸入実績
平成23年4月1日から平成24年6月17日まで:速報値 届出年度 | 届出件数 | 届出重量(トン) | 検査件数* | 違反件数 |
平成23年 | 141 | 7.61 | 6 | 0 |
平成24年 | 51 | 2.23 | 14 | 2(EPN) |
*残留農薬(EPN)に係る検査